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2010年7月30日

「見えないタイトル」装丁展

オーパ・ギャラリーにて開催中「見えないタイトル」装丁展へ伺ってきました。


装丁家の折原カズヒロさん、白畠かおりさん、タケナカ・ユウキさんの3人のグループ展です。

以下引用:
表紙にあるはずのタイトルと著者名が見えなかったら?
装丁だけで本を選んだら、思いがけない1冊に出合えるかもしれません。
3人のブックデザイナーが夏をテーマに、お薦めの文庫の装丁をしてみました。


タイトルや著書名のない装丁。見えるのは小説の解説のテキストとビジュアルのイメージ。そんなデザインの装丁の数々。ですので『どんな本なのだろうか?』ということを想像しながら拝見しました。CDのジャケ買いをするなんてことがありますが、本をジャケットのビジュアルで買うなんてことをこの展示を見てて感じました。
その後ギャラリーにいらした装丁家の折原さんに色々と装丁のお話等を伺えることができました。また、その場に居合わせたイラストレーター村上朋子さんの作品を拝見させていただきました。
その後、展示オリジナルのしおりを頂きギャラリーを後にしました。

夏をテーマにした涼しげな装丁作品を見ることができます。
7月30日(金)〜8月4日(水)オーパ・ギャラリーにて。

2010年7月18日

医療関係のサインと挿絵の仕事

すっかり梅雨も明け猛暑です。


先日、医療関係のサインの仕事を手伝わせてもらいました。小さな移動医療施設のサインです。(僕が幼少の頃には移動図書館なんてものがありましたがまさにそういった検診のようです)地方でお年寄りのために移動しながら検査をしている小さな医療検診のサイン。お年寄りのおじいちゃんおばあちゃんが見ても分かるものを前提に制作しました。内容は1~15程の行程での検診を指示するといったものです。

小さな医療検診といえどもお年寄りにとっては疲れるものだと思います。ですので、なるべくほっとするような雰囲気を心がけ作りました。



幼少の頃、僕には耳の遠い祖母がいました。その祖母と話をする時はホワイトボードで絵を描きながら会話をしていたんです。そんなことを思い出しながらさらさらとイラストを描いてみました。挿絵を見ながらゆっくりと経路を辿ってもらえればなによりです。

2010年7月10日

『するところ』印刷機の見学へ

墨田区にある『するところ』



「印刷機を見よう」というワークショップに参加してきました。印刷に関わる仕事ですが、(デジタル入稿の主流な現在ですので)印刷機の動作している所を見る事が少ないというのもあり勉強のつもりでおじゃましてきました。
主催の方の説明を受けながらどのように印刷物が刷られていくのかを拝見することができました。また、1時間で15000枚もの印刷をするといったことや、紙がものすごいスピードで印刷機の中に吸引されていく様子など見れる貴重な見学会でした。きっとデザイン関係の人達だと思われますが20名くらいの方々来られ印刷機について見学をしていました。
この他にも様々なワークショップを行っているようで色々な物作りについて学ぶことのできる場所のようです。


その後、神田の旧練成中学校を改修した3331 Arts Chiyodaのほうへ。廃校となった校舎をリノベーションで新たな価値を生み出し始めていました。以前にIID世田谷ものづくり学校へ訪れたことがありますがそういった雰囲気ですね。デザインスタジオもいくつか入っているそうです。
グランドオープン記念展『3331 Presents Tokyo : Part1』を見て学校内を見学してきました。FAXから浮き上がるグラフィックから壁面のタイポグラフィー、実験的な作品群の数々。それに様々なトークショーなどが行われるようです。



他にもこれから多くのイベントが開催されるようで期待できる場所になりそうです。

2010年7月6日

グループ展


HBギャラリーへ。

特別賞6人によるグループ展。受賞者は以下の方でした。

日下潤一特別賞 / 篠本映
鈴木成一特別賞 / 中村眞弥子
副田高行特別賞 / 立花満
仲條正義特別賞 / 若林夏
藤枝リュウジ特別賞 / 中島良二
永井裕明特別賞 / 大久保厚子

6名の作家さん、どの方も今のエネルギーに溢れていました。

展示は明日7日(水)迄です。