2010年6月9日
『老若男女世界文学選集挿画展~猫のゆりかごを描く~』
外苑前のギャラリーDAZZLEさんにて開催中の『老若男女世界文学選集挿画展~猫のゆりかごを描く~』に伺ってきました。書籍のデザインの仕事をされているマルプデザイン主催の展覧会です。
12名のイラストレーターさんとマルプデザインの4名のデザイナーさんとの共作で文庫本を発表するといった趣旨の展覧会です。マルプデザイン主催の清水さんとは前回の『道場マッチ』の時に少しお話をさせていただきました。自分も書籍のデザインを志す新米として色々お話してくださり嬉しかったですね。
さて、今回の展示について。
以下引用:
カート・ボネガット著「猫のゆりかご」は 友人に勧められて読み始めましたが、映画「スローターハウス5」の原作者と知り、 荒唐無稽で滑稽で物悲しい、この話の可視化に挑戦したくなりました。マルプデザイン清水氏のレクチャーを受け、挿画と装画の2つにチャレンジします。実際に印刷物まで制作し原画と共に展示いたします。
「猫のゆりかご」という小説を描かれた12の原画と、それぞれ絵を文庫に生かしたデザインとを両方見ることができるという興味深い展示。イラストレーションとデザインによってこんなにも膨らみがでるんだなあと勉強になりました。美味しい野菜や魚介を新鮮にお皿にもる料理屋さんのような空気がギャラリーに垣間見えます。
会場では弘田京子さん、小林賀子さん(共にイラストレーターさん)のお二方とお話をすることができました。小説の内容からイラストができあがるお話をお聞きでき、本の形が浮き上がるわくわく感を感じました。
会期は13日までです。
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