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2010年12月25日
『本は物である 装丁という仕事』を読んで
装丁家、桂川潤さん著『本は物である 装丁という仕事』を楽しみながら読了しました。
電子書籍化の進む昨今、本がデジタル化する中で失われるかもしれない書物の『物』としての存在意味を改めて考え直すといったようなお話です。現在の本の製造工程の現場をていねいに解説されており、『物』であるからには『物作り』のプロセスを経て出来上がる作業現場を見てみようという流れで話は進んでいきます。『物』とはデジタルに対して「無限の階調と多様性を持つ物の豊かさ」ということ。
本作りにたずさわる人の思いがひしひしと伝わってきました。
本が好きで、関心を持っている多くの方にお勧めです。
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