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2010年5月6日

美篶堂まつり



お茶の水の美篶堂まつりに行ってきました。



美篶堂は製本を主軸に本にまつわる事を様々な角度から紹介されているお店です。

お店の中にあるギャラリースペース(現在はギャラリーは休館中とのこと)で開かれている展示会では面白そうな展示会が度々おこなわれていたので興味のある時にぶらり立ち寄る場所です。

今回開催されていた美篶堂まつりはお茶の水駅からすぐの湯島聖堂にて行われていました。湯島聖堂には一度も入館したことがなかったのですが、とても気持ちがいい場所でした。かなり大きな孔子の像も迫力がありましたね。
それから、堂内の斯文会館というスペースへ。入り口を抜けると珈琲のいい薫りが。どうやら手作りの珈琲屋さんが出店している模様。ほっとした気持ちになりました。思ったよりも多くの人が訪れてきており熱気ムンムン。

メイン会場にて行われている製本のワークショップのようなものが行われていたので、その教室のようなイベントを少し聞く事に。生徒さんのような方々が製本の先生のお話を楽しそうに聞きながら製本を学んでいるような感じでした。僕が見たのは、和装本を麻の葉綴じをされている行程の所でした。なかなか拝見できない職人的な仕事なので興味深く拝見しました。以前、美篶堂ギャラリーでお話を伺ったスタッフさんもいたのですがとにかく大忙し状態のようで、ここは話かけずにひとまず他のスペースを散策に。

どれも素敵な展示でしたがその中でも八朔ゴムはんの片岡知子さんのはんこの作品、イラストレーターの波多野光さん、それと欧文の活版印刷会社「嘉瑞工房」のスペースは個人的にいいなあと思い作品や商品を眺めてました。「嘉瑞工房」のスペースでは僕と同世代くらいのお客さんが高岡さんに質問をされており和気あいあいとした雰囲気でした。やっぱり活字はかっこいいなあと思いながら色々物色しました。

連休ということもあり楽しく展示を観ることができました。美篶堂に訪れる人達の表情が活き活きしてたところも良かったな。


地元の駅につくとこれまたお祭り。ドドーンと大きな太鼓の音!



心臓に響くような音ですよね。ぶらりとお祭りムードを味わってから帰宅しました。

連休最終日はまつり一色となりました。

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