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2012年4月12日

「澁谷克彦グラフィックデザイン展」


「澁谷克彦グラフィックデザイン展」へ行ってきました。資生堂宣伝部で「ZEN」「INOUI ID」「エリクシール」など数々の化粧品広告、企業広告のアートディレクションを手掛ける澁谷克彦氏の第14回亀倉雄策賞受賞を記念する展覧会です。

第14回亀倉雄策賞受賞作は化粧品会社のイメージポスター「SHISEIDO」
資生堂伝統の唐草模様と、「SHISEIDO」のタイポグラフィを融合させ制作された同社の企業広告ポスター。このシリーズは当初、雑誌広告としてスタートし、6年目の本作品で「資生堂のアイデンティティともいえる唐草模様と長年向き合って、ついに新たな時代のものに生まれ変わらせた」と評価され、今回の受賞となったそうです。 また展示内のみで見られる3D「SHISEIDO」モーショングラフィックも素晴らしかったです。



また、受賞作となった3点のグラフィック作品を中心に過去に制作してきたシリーズや今春リニューアルした『花椿』なども展示されています。


クリエイションギャラリー G8 
東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F

2012年03月27日(火)~2012年04月27日(金)

2012年1月24日

「エリック・ギルのタイポグラフィ」


多摩美術大学美術館「エリック・ギルのタイポグラフィ」展へ。

イギリスにおけるアーツ・アンド・クラフツ運動の担い手のひとりであり、エドワード・ジョンストンとも親交のあったエリック・ギル。書体デザインに大きな功績を残し、彫刻家・エッチングの版画家としても活躍した彼の作品約200点を、文字に焦点を当てて紹介する企画展示です。山本 政幸氏(多摩美術大学)の研究成果を含めた展示とのこと。エリック・ギルの『評伝活字とエリック・ギル』(朗文堂, 1999)を読んでもその人柄の奇異性のようなものが垣間みえますが文字の世界があったからこそエリック・ギルの生涯は均衡がとれていたかのような気がしました。貴重な作品の数々が観られとても充実した展覧会だと思いました。

会場:多摩美術大学美術館(東京都多摩市落合1-33-1)
期日:2011年12月17日(土)~2012年1月29日(日)(火曜・12/28~1/5は休館)
時間:10:00~18:00(入館17:30まで)

2012年1月2日

新年、あけましておめでとうございます。


新年、あけましておめでとうございます。

昨年は世代の違う人から刺激をもらえた年だったように思います。視野を広げ間口を広げることから学んだ一年でした。

本年もまた宜しくお願い致します。よいお年を。

2011年11月4日

朝鮮時代の絵画-19世紀の民画を中心に



駒場の日本民藝館で開かれている「朝鮮時代の絵画-19世紀の民画を中心に」展に行ってきました。
大らかで魅力のある作品です。19世紀の民画を中心に約100点を展示されており文字絵・文具図・花鳥図などさまざまな画題が無名の画家によって描かれていました。のびのびとしていて不思議なきもちよさ。ただただ見ていて楽しくなります。。いい展覧会でした!



朝鮮時代の絵画-19世紀の民画を中心に   9月13日(火)~11月23日(水・祝)
日本民芸館  〒153-0041 東京都目黒区駒場4-3-33

2011年10月14日

たくましき日本の庶民と書体展


14日よりFONT1000主催の「たくましき日本の庶民と書体展」が東京・茅場町の平和紙業ペーパーボイスにてはじまるそうです。
日本の書体開発の壁である膨大な文字数。日本語を組むのに本当に必要な文字数とはいくつなのかということ、書体制作に少しでも興味の持つ人がチャレンジできる場のつくるということ等を基盤に活動してきたFONT1000。そんなFONT1000の活動10周年を記念した展覧会となっているそうです。


僕は大学生の頃タイポグラフィーの授業を取っており、その時のクラスメイトと2人共同で旗揚げをする頃のFONT1000に参加していたことがあります。学生でしたがなんとか1000文字を作り発表させていただきました。今回の展覧会「たくましき日本の庶民と書体展」ではその後10年でFONT1000からリリースされているデザイナーの方々の書体が見られるというものだそうです。

東京、名古屋、大阪と3ヶ所の展示となるそうです。書体制作に興味のある方は是非足を運んでみてください。


東京
2011.10.14[金]-11.8[火]
ペーパーボイス東京


名古屋
2011.11.15[火]-12.2[金]
ペーパーボイスヴェラム名古屋


大阪
2012.2.6[月]-2.16[木]
ペーパーボイス大阪