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2010年6月10日

『NB@ggg』

銀座gggのNeville Brody『NB@ggg』へ。



90年代のアンダーグラウンドな雰囲気。学生の頃を思い出す。抽象的な図形がグラフィカルに構成されている会場構成も面白かった。会場自体がインスタレーションのような空間で Brodyの作品データの中にあたかも自分が入ってしまったかのような印象。

過去の作品群もパワフル。フォントの幾何学的なフォルムが際立っている誌面デザインや、macが出始めた時期の独特なパワーのような時代の流れを感じる。学生のころ図書館にいっては Brodyの作品の掲載された雑誌をみていたことがあったことを思い出す。アカデミックな授業に疲れた時にカルチャーどっぷりの誌面を見るのが好きだった。しかしながら独特な立ち位置にいる人だと思う。
僕らの学生時代のころには オリジナルのフォントブームみたいな流れがあったけどやはり源流をたどるとなると Brodyにも行き着くのだろうな。会場で展示されている誌面の文字の強度はただならぬパワーを持っており Brody図形の美しさを放っていた。

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