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2010年4月9日

講談社出版文化賞


平成22年度(第41回)「講談社出版文化賞」が決定したそうです。

【 さしえ賞 】あずみ 虫 (あずみ むし) 氏「チョコレートの町」 (飛鳥井千砂 作/「小説推理」掲載)「ふたりの距離の概算」 (米澤穂信 作/「野性時代」掲載)
【 写真賞 】小檜山 賢二 (こひやま けんじ) 氏『象虫(ゾウムシ)』(出版芸術社刊)
【 ブックデザイン賞 】多田 進 (ただ すすむ) 氏『酒中日記』(坪内祐三 著/講談社刊)
帆足 英里子 (ほあし えりこ) 氏『ゼロの王国』 (鹿島田真希 著/講談社刊)
【 絵本賞 】おくはら ゆめ 氏『くさをはむ』(講談社刊)
という結果だそうです。

書店にぶらりと足を運んだ時はっと惹き付ける方々です。
中でも僕はイラストレーターの、あずみ虫さん。そしてブックデザイナーの多田進さん、このお二方は書店で手にする本でよく拝見する名前でした。
あずみ虫さんの描く、ブリキで描かれた独特な切り絵。書店でなにか小説などを読みたいという時にスッと引き込まれます。
そして多田さんの装丁。シンプルなのに暖かみや人の優しさを感じる、職人さんが作られたような清らかなデザインです。

魅力的な本は手に取って『ああ、いいなあ。』と味わうのが一番です。
書店にて発見した方は是非、手に取って味わってみてください。

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